月: 2021年7月

【ジービーズ 老天珠とは】

2021/07/26

天珠の紋様の起源について- 老天珠 ジービーズ –

天珠はチベットでの宝物です。 天珠はチベット仏教の僧侶が身に着けている法具であり、 チベットの豪商が身に着けるアクセサリーでもあります。 天珠の紋様や意味はチベットの文化と融合し言い伝えられていますが、まだまだ天珠全てが解明されていません。 この記事では、天珠の紋様や意味のルーツ、起源を考えたいと思います。 それでは、天珠の紋様の起源に迫っていきましょう! 1、古代インド時代 天珠の紋様の起源はインドにありました。 そのインドとは、紀元前3000年から紀元前1500年の間まで遡る事になります。 古代インド時代、アーリア人が残した文献≪吠陀経(ヴェーダ)≫には、 古ヨガの教義、呪術、神々やトーテム(totem)等の記号が記されています。 「仏教思想を基盤に、口語で解りやすく解説されていて、学者たちにとっても研究がしやすく、法縁の増加に役立っている」 と老舗天珠会社は説明しています。 原始的な伝統仏教は、地理環境の影響を強く受けます。 自然災害に絶えず襲われていた時代には、 神々に帰依する心が自然に生まれていきます。 天珠もその中で創造されたと云われています。 天珠には様々な薬液が浸透され、妖術術語の図案が石材(天珠)上に描かれた為、 病の治療や精神(霊魂)意識の向上としても扱われてきました。 天珠は、古代の「護符」の象徴でもあったのです。 2、エッジドカーネリアン チベット仏教である、仏教のルーツを辿ると古代インドの地へたどり着きます。 古代インド、インダス文明には、エッジドカーネリアンと言って天珠の紋様によく似たビーズがあります。 これがエッジドカーネリアンです。 この写真は、「天珠精典」と言って老天珠の本を編纂された林維洋先生から頂いたアンティークのエッジドカーネリアンです。 およそ500年~1000年前のアンティーク品です。 林維洋先生とお会いして話した内容は、別記事で紹介したいと思います。 林維洋先生が編纂された老天珠の本「天珠精典」 パワーストーンや天然石でご存じのカーネリアン(紅玉髄)の表面に紋様を描きアルカリ性の溶液で焼付けします。 この焼付けを腐食加工(エッジング)ということからエッジドカーネリアンと言われています。 ※カタカナ表記ではエッチドカーネリアンとも紹介されているところがあります。 このエッチドカーネリアンには丸い目や線や亀甲など老天珠との共通点も多く、チベット天珠のルーツとも云われています。 インダス文明で多く作られていたはずのエッジドカーネリアンですが、 意外にもイラクやイラン、アフガニスタンにかけて流通していました。 現代の為替のような仕組みがなく、物々交換の交易が多くあった中で、このエッジドカーネリアンは他文明との交易品として活用されていました。 古代のメソポタミア文明だけではなく、エジプトでも見つかっています。 当時のエッジドカーネリアンがいかに世界中で人々の心を魅了していたかがわかります。 天珠と違って中まで紋様が浸透していない為、削れてしまうと画像のように中はすぐに赤いカーネリアンが見えてしまいます。 ただ保存状態が良いエッジドカーネリアンは数千年を超える年月を経ても紋様が消えていません。 エッジングは凄い加工技術であり、その不可解な紋様は興味深いものになります。

天珠コラム

2021/07/19

– 金剛 – 名前に金剛が付く天珠を集めてみました

まず動画をご覧ください。 コチラの天珠達の中で共通点があります。 実は天珠の名前に金剛が入っています。 左から天珠の名前を紹介します。 ・金剛双天地天珠 ・金剛杵天珠 ・双心金剛杵天珠 ・金剛虎牙六眼天珠 ・金剛蓮花三眼天珠 これらの天珠の名前には、金剛💎が入っている天珠でした🙏 天珠の紋様を解説すると ・金剛双天地天珠 天地とは丸が天、四角が地を表して天地をひっくり返すような強運や陰陽調和によって開運の導きが得られると言われる天珠です。 その天地天珠を二つ重ねると双天地天珠と言います。 この紋様は丸が菱形、四角が真ん中が凹んだ紋様になっており金剛を意味しています。 ・金剛杵天珠 金剛杵天珠には2種類あって、この紋様は菱形が8つあるので金剛八眼とも云われています。 密教法具を表し、煩悩を打ち砕く武器でもあります。 ・双心金剛杵天珠 仏の心であるハート紋様が二つ、菱形が二つ描かれています。この菱形が金剛杵を表しています。 神経を研ぎ澄ませ、悩みや困難を打ち砕くと云われています。 ・金剛虎牙六眼天珠 6つの眼を六眼、ギザギザが虎牙、三角が金剛を表しています。 それぞれの意味合いを複合した天珠の意味になり強運を撃退し、知力、体力、勇気をもってどんな困難にも打ち勝つことが出来ると云われている。 ・金剛蓮花三眼天珠 3つの眼を三眼、眼を囲うのが蓮花、三角が金剛を表しています。 それぞれの意味合いを複合した天珠の意味になり、家庭や職場、あらゆる人間関係の生涯を回避し、自分らしい生き方が実現できると云われている。 それぞれの意味合いと紋様の説明の中に共通点がありました。 金剛双天地天珠と金剛杵天珠、双心金剛杵天珠の3つは菱形を金剛と呼び、 金剛虎牙六眼天珠と金剛蓮花三眼天珠は、三角を金剛と呼んでいました。 それでは、その金剛って一体何でしょうか。 仏教では、金剛は最高硬度であるダイヤモンドやダイヤモンドのような硬い物質を揶揄しています。 ちなみにダイヤモンドの和名は「金剛石」です。 金剛杵という法具はご存じでしょうか。 天珠にも金剛杵天珠がありますよね。 金剛とは硬く壊れないものであり、魔や煩悩、あらゆるものを打ち砕くチベット仏教の法具になります。 金剛杵についてはまた、別記事で紹介したいと思いますが、 天珠の名前の秘密に一歩近づけたような気がします。 天珠にはあらゆる紋様があり、それらが重なり合って天珠の紋様が描かれています。 金剛や蓮花、虎牙、天地それぞれ古代天珠である老天珠ですでにあった紋様です。 それぞれの天珠の紋様を細分化して紐解いていくとどんどん天珠が理解できると思います。 今回は「金剛」についてでした。 また、金剛杵についてご紹介したいと思います。 最後までお読み頂き有難うございました。

オパール

2021/07/15

ボルダーオパールについて

オパールのブレスレットってなんだか贅沢な感じですね! このボルダーオパールとは何なのか。 どこからやってきたのでしょうか。。。 実はオーストラリアで有名な観光地である、 クィーンズランド州ゴールドコーストにも近い場所だそうです。 オーストラリアのゴールドコースト入った方いらっしゃいますか? 凄く綺麗な白い砂浜のビーチなどの有名な観光地ですね。 さすがにビーチではなく^^; そのクィーンズランド州の内陸部で産出されます。 鉄鉱石や堆積岩の母岩付きのプレシャスオパールをボルダーオパールと言います。 ボルダーは岩の塊という意味ですので、岩の塊が付いたオパールと云う事です。 このプレシャスオパールとは、遊色効果を持つオパールの事で拡大して遊ぶ色遊色を見て見ましょう。 この遊色には赤やオレンジ、黄色、緑、青色や水色、紫色の七色に角度を変えると変わっていきます。 色が遊んでいるようにも見えるので遊ぶ色、遊色と呼んでいるようです。 ちなみに宝石では赤みが強いほど価値が高くなると云われています。 さすがに、高価なブラックオパールのような美しさの部分が少ないですが、ビーズ状のオパールではかなり綺麗な色味が見えると思います。 幸運を招く石としてポジティブに明るいエネルギーレベルを上げる意味合いがあります。 - 意味 効果 効能について - 心に淀んだ不浄なエネルギーが消え去って自信をもって前向きに行動できるためにやる気を出したり、コツコツと努力を重ねていき、夢を実現するお守りとしても人気があります。

【ジービーズ 老天珠とは】

2021/07/12

チベット天珠 最古の記載 ジービーズ 老天珠について

老天珠、ジービーズは謎に包まれており、分からない事が多くあります。 物事の多角的な視点、叡智を知るには過去の文献が参考になります。 天珠に関する専門的な記載はありませんが、 過去を遡り、天珠の事が書かれている本を辿ってみました。 ・1952年の「チベットから来た古珠」 (Prehistoritbeads from Tibet) ・19世紀の「チベットモンゴル物資医薬論」 (Tibet-Mongolian Materia Medica) ・ニューヨーク出版の「世界の古い珠」 (History of Beads) 等の古い書籍にわずかな老天珠・ジービーズの記述があります。 文献には、天珠は達瑟(ペルシャ)からのチベット人の戦利品であり、貴重で縁起のよい宝石だと記されています。 チベット人は天珠を大鵬金翅鳥守護神の化身だと崇めていて、身に付けると天地の神々から守られると伝えられています。 中国の最古の記載には、 「唐の太宗貞観15年(641年)、文成公主が吐蕃のソンツェン・ガンポに降嫁する際、仏像を一体持参した」とあり、 仏冠にはチベット人が崇拝する縁起のよい宝物・天珠が多数飾られていました。 現在は、ラサ大昭寺の釈迦殿に奉納されています。 ※上記は台湾上肯社のまとめた資料を弊社が翻訳したものになります。 無断転載はご遠慮ください。 また、老天珠のバイブル本となる本も紹介します。 林東廣氏著書 「西蔵天珠 The gzi Beads of Tibet」 現在品切れ中です。 林氏著書も偽物が出回っているそうですのでお気を付けください。

エレスチャル

2021/07/10

新種 スーパーエイト?アメジストエレスチャル スーパーセブンブレスレット

タイトルを見れば何のことだかわかりませんね💦 スーパーセブンの種類でアメジストがかった物はアメジストスーパーセブンと言われています。 水晶からアメジスト、一粒に共存している物凄く綺麗なスーパーセブンです。 レピドクロサイトの針が上品ですね^ ^ 問屋さんからアメトリンスーパーセブンという珍しい綺麗な石が入ったよと連絡があり、入荷しました。 透明な水晶に紫がかったアメジストが入り混じるさまは幻想的です。 ただ重なったところはスモーキークォーツっぽいのですが、中々シトリンが混ざっているように見えません。 そして、今回の本題。 この石は何でしょうっと云う事で、彩珠宝石研究所に送ったところ・・・ こんなメモ書きが✍ 「最小でも8種類の包有物があり、費用が掛かりすぎるので現状では出来ません。」 なんですって!? そもそも一つの原石に7つの鉱物が入っているので、スーパーセブン。 この石にはスーパーセブンを超える8つ目の石が入っていると云う事でしょうか。 さすがに破壊検査と云う事は、したくありませんので費用もかかる事ですし鑑別は諦めました。 この天然石は、アメジストエレスチャルとしても流通しています。 スーパーセブンとエレスチャルが混ざってしまう問題でまた詳しく説明したいと思いますが、簡単にしたのように分けられています。 ⇒エレスチャル 骸晶水晶と言い、水晶が重なって成長したり層状に結晶した水晶 ⇒スーパーセブン(セイドリックセブン) 7種類の鉱物が入っている ①水晶 ②アメジスト ③カコクセナイト(カコクセン石 リン酸塩鉱物) ④ゲーサイト(針鉄鉱) ⑤レピドクロサイト(鱗鉄鉱) ⑥スモーキークォーツ ⑦ルチル(金紅石 二酸化チタン) ここにシトリンか何か第8の鉱物があるかもしれません。 在庫があれば、7.5mm玉ブレスレットで約1万円でご紹介出来ます。 天珠との組み合わせも神秘的ですよ。 ⇒アメジスト スーパーセブン 赤く伸びた色鮮やかな線はルチルではなくレピドクロサイトです。鱗のカケラ状の内包物やそこから針のように伸びているものはすべてレピドクロサイトになります。 産地:ブラジル 鉱物:アメトリンの中に複数の鉱物が内包されてできている石で、スーパーセブン自体は、 原石の段階で7種類が入っているものです。 石意味:潜在能力を開放し、全体的な運気を好転させる。水晶が入ることで調和が生まれ、相乗的にエネルギーを高める。

パイライト

2021/07/10

イエローフローライトに浮かぶパイライト?探しても見つからないレアストーン

希少石!レアストーン!こんな石見たことありますか? YouTubeの動画でフローライトの中に閉じ込められたパイライトを撮影しました! 是非いいね!やチャンネル登録をお願いします。 https://youtu.be/MMq6PnjpYxo 見た目には良くわからない黄色がかっている石の中に小さな黒い点がいくつもあるようです。 実はこの石の名前は、パイライトインフローライトと言います。 イエローフローライトは見たことがあると思います。 また、水晶の中にフローライトが入ったフローライトインクォーツも聞いたことがあると思います。 このパワーストーンブレスレットは、 フローライトの中にパイライト(黄鉄鉱)が入っています。 大自然の中で形成されるのは逆で、小さなパイライトがある所にフローライトが覆いかぶさって形成された天然石です。 拡大してみましょう。 まるで夜空に散らばった星屑のよう・・・ 入荷したらすぐに売り切れてしまうレアストーンブレスレットです。 2021年7月現在の価格は、7.5mm玉なら17600円前後です。 フローライトがインスピレーションを高め、パイライトの目標に向かう行動力が伴う相性抜群のパワーストーンです。 今後の世界の石市場によって価格の変動や入荷出来ないかもしれませんが、 この石って知らないだろ~って言えるレアストーン。 お問い合わせは是非LINEでお願いします。 ⇒パイライトとは パイライトはギリシャ語で「火」を意味しています。5,000年もの昔では火打石としてパイライトを持ち歩いていたそうです。 古代ギリシャやインカ帝国の遺跡から発掘された非常に古来から扱われてきたパワーストーンです。 暗闇の中からでも灯をともし夢や目標に向かって道標となって導いてくれるお守りです。また金運アップや行動力、勇気をもたらすとも言われています。 ⇒フローライトとは フローライトは融点が低い(溶けやすい)や流れるというラテン語の意味で「フルエーレ」からフローライト、英語ではFluoriteと云う事で、宝石学名ではフルオライトという読み方をされています。

【ジービーズ 老天珠とは】

2021/07/07

ジービーズ 老天珠 チベット天珠は薬だった・・・

天珠は薬だった・・・ 天珠はチベットにおいて宝物であったことはご存じの方も多いと思います。 ただ、天珠には知られざる活用方法がありました。 林先生の「The gzi beads of Tibet」を見ていると、天珠の本なのに医学書の紹介がされています。 チベットの医学書「四部医典」を観察すると・・・ 体に効きそうな薬草がずらっと並んでいる中に、 一つだけ鉱物? いや天珠が記載されています。 ------------------------------- チベットでは、天珠を高貴薬として使用されていて 薬草に着けて煮沸し、その粉末を飲めば薬になる。 ------------------------------- 鉱物である天珠をただの石ではなく、宝物としてチベット仏教とともに共存していました。 チベットの医学書に記載されるほど、 チベットでは薬として成り立っていた衝撃の事実です。 現代ではそのような事はありませんが、本当に天珠を愛し、 天珠のパワーを知っていたからかもしれません。 チベットでは医学書に乗せるほど天珠が認知されていたことや 実際に天珠を薬として本当に活用していたのですね。 その他にも、個人の棺の中に削って入れたとして、 天珠の表面に削り傷がある老天珠も発見されています。 天珠は身に着けるだけのお守りではなく、チベットに根差した宝石であるお話でした。

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