七福神の一柱である大黒天が宿ったと云われる特別な天珠です。
チベットから伝わる紋様ではありませんが、日本では大変親しまれている事は言うまでもありません。
天珠と言うお守りに現れた福の神、大黒天天珠の意味やご利益に迫りたいと思います。
大黒天のルーツはインド神話のシヴァ神
七福神の恵比寿様以外はインドや中国出身の神様です。
大黒天のルーツを探すとインド神話のシヴァ神にたどり着きます。
シヴァ神はブラフマー、ヴィシュヌ神と共にインド神話の最高神です。
世界を破滅させる破壊神や世界を生み出す創造神の二面性を持っています。
そして第三の目を宿しており、開眼すると世界の全てを焼き尽くすと云われています。
シヴァ神の額にある三本線は、三線天珠であると云われています。
またシヴァ神のご利益には病気治癒や子宝、厄除けがあるそうです。
そしてシヴァ神にまつわるガネーシャを紹介します。
「夢をかなえるゾウ」やパワーストーン 開運アイテム でお馴染みのガネーシャは、妻のパールヴァティーの息子なんです。
ガネーシャはさすがに天珠はないだろうと調べると・・・
ガネーシャをルーツとする天珠がありました。
双喜佛天珠、もとい歓喜天天珠、または鬼子母神天珠とも言われています。
意外な組み合わせ面白いですね!
マハーカーラ、そして大国主神と大黒天の繋がりとは
シヴァ神には別名があり、破壊をもたらす際の憤怒の相で「マハーカーラ」という偉大な黒い神です。
ちなにみ踏んでいる象はガネーシャでヒンドゥー教の神ではないという意味があるそうです。
「マハ―」とは偉大なる、「カーラ」とは黒い意味があり、インド密教に取り入れられた際に大黒天となりました。
中国に伝わると破壊神や軍神としての姿よりも福の神としての側面の信仰が強まります。
日本にもたらされたマハーカーラは、最澄によって弁才天や毘沙門天と合体した三面大黒を比叡山延暦寺に祀ったのが始まりだと云われています。
引用:出雲観光ガイド
日本神話にはにはだいこくさま「大国主神(おおくにぬしかみ)」もしくは大国主命(オオクニヌシノミコト)という出雲大社に祀られている神様がいます。
大国主神の「だいこく」と大黒天の「だいこく」の音が同じ事から次第に結びつき七福神のお馴染みの大黒天として信仰されるようになりました。
大国主神はスサノオの義理の息子で出雲の国を創ったと云われています。
出雲の国と言えば出雲大社で縁結びで有名ですね!
そのため大国主神他にも夫婦円満、子宝や五穀豊穣、病気治癒や商売繁盛など幅広いご利益があります。
大黒天の意味や効能 御利益について
大黒天の意味やご利益、効果についてですが、やはり「打ち出の小槌」や「左肩に背負う袋」、「米俵」が特徴的ですので解説します。
打ち出の小槌は、具体的な起源が解っていませんが平家物語では鬼の持物で一寸法師に登場したりする願いを叶える小槌なので天珠で言うところの如意天珠でしょうか。
実際に如意宝珠の紋様も描かれている小槌があるそうです。
袋の中身は仏教の経典によると七宝が入っていると云われています。
金、銀、瑠璃、玻璃、真珠、珊瑚、瑪瑙の七宝です。
七眼天珠の意味合いでもありますね!
また寿命、人望、清麗、大量、威光、裕福、愛嬌とも言われています。
米俵は五穀豊穣を願っているのですが、なぜネズミ!?と思われた方も多いと思います。
ネズミは危険察知能力が高く、古事記には大国主神が火攻めに合った際にネズミに救われたそうです。
大黒天様は甲子の日が縁日ですから、何かチャレンジする事やスタートさせる時には良いかもしれませんね!
また、大黒天の黒は北を表す事から、北を表す干支のネズミが神徒であるとも言われています。
天珠について、いただいたお声をブログでご紹介したいと思います。
できるだけ多くの人の感想等を伺いたいので、天珠の体験談を募集します。
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