クローバーのような可愛らしい紋様。

実は奥が深い紋様で、ある知っている紋様とも関連がありました。

この菩提紋様とは一体どんな意味があるのでしょうか・・・

菩提天珠に迫っていきたいと思います！

10億円の菩提天珠

菩提天珠は老天珠から伝わる古い紋様です。

中国では、古物オークションが年々盛大に行われていて、古代から伝わる菩提天珠が出品されました。

老天珠の菩提天珠がなんと10億円超えになったそうです。

別記事で詳しく説明していますのでご覧ください。

2024/01/21

四菩提天珠が１０億円越えの価格！老天珠 in 中国オークション

天珠コラム

菩提天珠の菩提紋様とは

菩提紋様をよく見ると葉っぱのように見えませんか？

お釈迦様が瞑想し悟ったのは菩提樹の木の下と言われ、菩提紋様トーテムは、菩提樹の葉の紋様なんです。

仏陀が悟りを開いたと云われる菩提樹の木

菩提はサンスクリット語で「budh（ボーディー）」は覚醒する、目覚める、悟りを得る智慧を意味します。

菩提樹はインドの国樹で大切に扱われています。

花言葉は「夫婦愛、結ばれる愛、結婚」ということで愛のモチーフなんですね！

菩提心、利他の心とは

菩薩は悟りの智慧を得る事により仏、如来となります。

菩提心を持つと云う事は、悟りを得たいと願う心であり、「悟りを求める心」です。

悟りを求めると聞くと構えてしまいそうですが^^;

慈悲心のように自分本位ではなく、人の幸せが得られるように願う心が菩提心に繋がります。

菩提心は良く「利他の心」とも言われ、京セラの創業者 稲盛和夫さんが「利他の心」を取り入れて経営されたそうです。

利他の心とは個人も会社も同じです。
「自己の欲よりも他の人の利益」

自分中心に物事を考えるのではなく、利他の心をもって自分以外が潤う事を心掛けるということです。

自分が豊かになるには、自分の周りが豊かになることを考えて行動すると、結果自分の心が鍛えられて自分も周りも幸せになる。

物事を判断する事が多い方は是非、稲森さんの利他の心で判断してみてはどうでしょうか。

菩提天珠の意味や効果について

菩提紋様には、「内面と外界を悟る智慧」の意味合いがあります。

内面は「人間の心」、外界とは「自分を取り巻く世界」を幸せに導く智慧を意味します。

人間はどうしても他人の事が良く見えても、自分の事は見えない事が多くあります。

他人の良い部分は羨ましく見えて、自分が惨めに映ってしまいます。

もっと自分自身を見つめよく見ると良い所は沢山あるはずが、周りと比べて自分自身を愛せなくなってしまう事があります。

内面と外界を悟る智慧とは、他人は変えることが出来ませんが、

智慧によって自分自身の心の在り方を変える事で自然と周りが変わり好転していきます。

ストレスや不安、苦悩など様々な人間関係解決の智慧を授かると言われています。

自分自身を見つめ人から愛される存在へ導いてくれる天珠、人間関係が上手く出来ない時のお守りにもお勧めの天珠です。

菩提天珠と関連する紋様、菩提三眼天珠、双心金剛杵天珠とは

菩提紋様がメインに裏側が二つの目が描かれています。

菩提紋様を一つの目として捉えるそうで、この紋様は菩提三眼天珠と言います。

菩提樹の葉っぱを拡大してみると三つ葉形状のイメージとは違いました・・・

インド個体種と中国個体種では形状が少し違いますが、どちらかというとハートのような紋様じゃないでしょうか。

天珠には似たようなハートの紋様があります。

蓮花ではないですよ！

双心金剛杵天珠ご存じでしょうか。

コチラの紋様は、仏心という仏の心を表しています。

また、今後解説していきたいと思います。