一眼天珠 意味や効能について 佛眼天珠と同じ? 山形天珠との組み合わせ
天珠には眼系天珠と言って丸い紋様を目と捉え、数えて一つなら一眼天珠、二つなら二眼天珠・・と数えていきます。 たった一つの眼のシンプルな紋様、一眼天珠✨ 天珠と言えば、龍眼天珠や九眼天珠に行きがちですが、一眼天珠にビビッと来た方に満足して頂ける有料級の情報を紹介したいと思います。 長いですが、お付き合いくださいm(__)m 一眼天珠の意味や効能 仏の智慧について 眼系天珠の始まり、一つの眼を表す天珠。 一眼天珠には、色んな意味合いがありOVER-9の簡易な説明をします。 一眼天珠は仏眼を意味し仏の智慧の眼によって、福を求めれば福を、財を求めれば財が手に入り、その全てが円満成就する。 仏の智慧の眼とは? 目を鍛えるお守り、目の段階を紹介していきます! 知恵と智慧の違いについて この智慧という漢字は仏教用語です。 日常的に使う知恵とどう違うかご存じでしょうか。 ある言葉がすごく印象的なので、紹介します。 実るほど頭を垂れる稲穂かな 人間の知恵は頭が上がり、仏の智慧は頭が下がります。 人間の知恵は知識や教育、学問の世界で知恵がつけばつくほど偉くなって、威張るように頭が上がってきます。 しかし仏の智慧は頭(こうべ)を垂れて私たちを照らして、寄り添ってくれます。 様々な事に執着したり、他者との優劣を気にして他人を妬む自分の姿に気づかせて目覚めさせてくれます。 今まで見えなかったものが見えてきます。 己の愚かさや間違いに気づかされるので頭が下がるばかりだという事です。 この仏の智慧が天珠の一眼天珠や二眼天珠などの眼として表しています。 智慧を持つ必要性 四苦八苦という仏教の言葉がありますが、人は気付かずに様々な苦しみに囚われています。 四苦とは、生(生きる)、老(老いる)、病(病気)、死(死ぬ)の四苦。 八苦とは、四苦にプラスして、愛別離苦(あいべつりく)愛する人との別れの苦しみ、 怨憎会苦(おんぞうえく)恨んだり憎んだりしている人とも会わなければいけない苦しみ、 求不得苦(ぐふとくく)求めているものが手に入らない、 五陰盛苦(ごおんじょうく)執着や固執する苦しみ つまり、人は生きているという事だけで素晴らしいのですが、生きているという事は沢山の苦しみや悩み、迷い、妬み、恐れ、心配、不安など誰もが持っているということです。 こういった問題を解決するためには勉強して手に入る知恵ではなく、 自分自身を理解し受け入れて、執着を無くし悩みや迷いに向き合って、より良い人生を送るための仏の智慧を持つ必要があります。 この一眼天珠は仏の智慧の眼を表しています。 この智慧は仏眼を意味して、この仏眼がすべてを見据えて仏の智慧で解決するということで円満になると云われています。 仏の智慧が身に付いてくると心が広くなると云われています。 なぜかというと智慧が付くと冷静になって客観的にどうやって解決するかが判るようになってくるので、きっと貴方の助けになると思います。 心の器を広める大人天珠の意味合いにも似ていますね! [nlink url="https://www.over-9.com/blog/virtue/"] 修行によって手に入る五眼(ごげん)について 人間の眼は魂の窓と言われていて、色んな物事を区別するのに私たちの眼から見えます。 目には魂が宿ると云われており、私たちの目からは物質的な物だけではなく、精神的な事を目で見て測る事が出来ます。 沢山の物事を判断する時、人であれば見た目だけではなくその人の雰囲気や目、印象を見ると思います。 南都 十輪院 こころの便り 「目は口ほどの物を言う」という言葉がある通り、目の瞳孔、目つきを見るだけで相手の感情を読み取る事を意味します。 他にも沢山の目にまつわる言葉がありますね! 「目が泳ぐ」「目は心の鏡」「横目を使う」「色目を使う」「目が肥える」「目が冴える」「目が利く」「目に障る」「目を光らす」・・・ 仏教において目には修行によって可能な能力があり、チベットの修行僧は一眼天珠を持つことが修行の助けにもなると言っています。 [nlink url="https://xs211656.xsrv.jp/antique-dzi_1/"] 五眼(ごげん)肉眼、天眼、慧眼、法眼、仏眼といって修行によって手に入る目の能力や物事を見定める5つの段階があります。 肉眼(人間の眼)→ 天眼(冷静な洞察力)→ 慧眼(真理を捉える眼)→ 法眼(慈悲深い菩薩の眼)→ 仏眼(全てを見通す仏の智慧の眼) 肉眼(にくげん) さえぎるものがあれば見えなくなる人間の機能的な眼を言います。 仏教では物を見る肉眼は、目の力の中では最も低い能力といわれています。 人間の眼で見えるものを判断するのみとなっているので、色や形があるものしか見ることができません。 例えば、部屋の中に一つだけ窓があったとします。 外を見ようと思ってもその窓の部分からしか外が見えないので目には見える範囲があるのが肉眼になります。 ただ肉眼(にくげん)を鍛えていくことで人のオーラが見えるようになると云われています。 天眼(てんげん) 天人(梵天、弁才天、大黒天など)に具わる眼で、三世十方(さんぜじっぽう)を見通す眼と言われています。 三世は過去現在未来、十方は四方八方と上下すべての方位になるので、時空とすべての方位を見る事が出来ると云われています。 先ほどの例えで、部屋のに一つだけある窓の話をしましたが、天眼なら透視でき窓以外の部分からでも外の景色が見えると云います。 たとえ地球の裏側のように遠く離れていても、顕微鏡でしか見えないような小さなもの、さらに体の内部や病気の場所も天眼(てんげん)によって見通すことができると云われています。 天眼(てんげん)は誰もが持っている能力らしいのですが、人間の進化によって弱まっている状態らしいですが、子供の時だけは少し天眼が残っていて見えないものが見えるという話もあります。 天眼(てんげん)は、瞑想やお経を唱えることで鍛えられると云われています。 ただ天眼(てんげん)ではすべてが見えるのですが、本質を見極めるにはまだ及ばないと云われています。 慧眼(えげん) 道理・深い知見・洞察力、物事の本質を見抜く眼です。 天眼(てんげん)はあくまでもすべてが見えるというだけになりますが、慧眼(えげん)になると物事の本質を見極める考え方や分析、原因を推察しすべての道理が理解できます。 先見の明(せんけいのめい)で未来を見通す力だけではなく実際に対応する、行動する能力になります。心の真偽やその人物の持つ潜在能力や将来性も見抜くことができます。 法眼(ほうげん) 法眼(ほうげん)とは菩薩に具わる眼で、衆生救済のために事物・事象を判断する為に発揮する智慧と言われています。 慧眼(えげん)を以てしても沢山の人々の手助けには至りません。 菩薩が人々を救うための智慧である法眼(ほうげん)で沢山の人々の救済をされると云われています。 仏眼(ぶつげん) 仏に具わる智慧の眼で、これら4眼をすべて備えた眼を仏眼(ぶつげん)と云います。 この仏の智慧の眼とは仏眼(ぶつげん)を表しています。 つまり、あらゆるトラブル、解決するべき事の全ては、仏の智慧(仏眼ぶつげん)により円満成就すると云われます。 仏眼天珠の意味合いと一眼天珠の智慧や眼の意味合いが重なってきたと思います。 [nlink url="https://www.over-9.com/blog/bouddha-eye/"] 一眼天珠の意味や効果効能のおさらい ここで、一眼天珠の意味の内容をもう一度言います。 一眼天珠は、仏の智慧の目を表し、その全てを円満解決すると云う。 Little star ~上肯龍紋天珠 一眼天珠ブレスレット~ オレゴンサンストーン 一眼天珠には智慧を身に着けることで、迷いや悩み、不安や恐れなどの様々な問題を仏の智慧(佛眼)で解決するでしょう。 また今は表面化していない問題は、「他人の振り見て我が振り直せ」のように自分を見直し、新たな成長への気付きを与えてくれるかもしれません。 また、学業成就、受験や試験や資格のお守りさらに、スポーツ、事業、自分を高める為の努力をしている人にとって新しい発見を導いてくれるかもしれません。 他にも一つのことを突き詰める研究職や職人の方のお守りにもお勧めです。 シンプルな紋様の方がパワーを感じるという人がいるので、たった一つの目である一眼天珠を修行のためのお守りとして、身に着けて頂ければ嬉しいです。 山形天珠の種類や関連する紋様について 一眼天珠の紋様は一般的には一つ眼の紋様(丸紋様)と山形紋様との組み合わせされています。 三角形を山の形に見立てた単純で可愛い老天珠からある古い紋様です。 どんな大きな山でも乗り越える勇敢な心と恐怖や不安、ストレスに負けない精神力が身につくと云われています。 目の前に立ちふさがる困難は、貴方にとって乗り越えられるからこそ与えられた神の試練。 チャレンジ精神を持ち諦めずに、一歩ずつ頑張るあなたのお守りになると思います✨ [nlink url="https://www.over-9.com/blog/mountain/"] 「一眼天珠」 「山形天珠」 「佛龍眼梵字天珠」 「大人天珠」